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m3コンシェルジュ 伊賀 佐和

リスクマネジメント・ラボラトリー

伊賀 佐和

皆さま、こんにちは。 m3コンシェルジュ、株式会社リスクマネジメント・ラボラトリーの伊賀です。

今回も引き続き、「わが子を医師にするために、親が実践していること!」です。 このシリーズは日々医師のご家庭から受けているご相談例、アドバイス例、成功例などを交えながら、「実際にあった医師家庭のご相談事例」をお伝えして参ります。

「うちの家庭に近い事例だ!」「このような場合はどうしたらよいのか?」など、ご自身の家庭に当てはめて考えていただきやすい事例が出て来ることもあるかと思います。 是非、わが家のケーススタディとしてご活用いただければと思います。

前回から引き続き、医学部などの難関大学の合格をゴールに見据え「子育てコンシェルジュ」藤崎達宏 氏に解説してもらいます。

それでは、どうぞ。

わが子を医師にするために、親が実践していること 第3回
わが子を医師にするために、幼少時代にすべき習い事は?

わが子を医師にするために、親が実践していること 第3回

わが子を医師にするために、
幼少時代にすべき習い事は? 前編

こんにちは、子育てコンシェルジュの藤崎達宏です。 今回も医師家庭から実際にあったご相談をもとにお伝えします。

普段医師の皆さまから多くご質問いただくことに「幼少時の習い事」に関することがあります。 あるご家庭では年中さんのお子さまに、10個の習い事をさせていました。 教育熱心と言えばそれまでですが、私が懸念したことはそのお子さまの疲れた顔でした。

私の神奈川県にある子育てサロンには魅力的なモンテッソーリ教具が並べられています。 そこに初めて訪れたお子さま達は、教具を見ると目をキラキラさせて、端から端まで引っ張り出して遊ぶので最後に片付けるが大変です。

しかし、そのお子さまは静かに座っているだけでした。 「コレやってみる?」と言って提供すれば遊び始めます。 確かにお行儀はよいのですが、なにか躍動感が感じられない! 活動も、どこか投げやり! な印象を受けました。

 

■ 子どもの成長サイクル

子どもが成長するのにはサイクルがあります。

興味を持つ ⇒ 自分で選択する ⇒ 集中して繰り返す ⇒ 満足感 ⇒ 主体性が育つ

主体性が育つことで、次の物事に興味を持ち、自分で選択し、集中して繰り返していく・・というのが成長のサイクルです。 しかし、このサイクルに、滞りが生じると子どもの成長に歪みが出てくるのです。

今回のケースでは、親が決めた習い事に「連れ回されている」というのが現状でした。 スタートの段階から自分で選択していないことにあります。 そして、スケジュールがタイトなので、集中し繰り返す間もなく次のお稽古に連れて行かれるのです。

こうして、成長のサイクルから大きく逸脱することにより、いつしか「どうせ自分で選んでも、どうせ集中しても、途中で次のお稽古に連れて行かれてしまうのであれば、自分では選ばずに、親が提供する物をやっておけばいいんだ」という「受け身の子ども」が出来上がってしまうのです。

こうなってしまってはもう「医学部を目指す」どころではありません。 ご両親には「このまま放っておくと、大変なことになりますよ。」と、理由を丁寧にお話して、習い事の見直しと、日常生活の習慣の見直しをご提案しました。


その1 習い事を10個から6個に絞り込む

1週間に最低1日は習い事から開放される日を作る。(これでも多いと思いますが)


その2 自分で選択させる

どの習い事を残し、どの習い事を辞めるかをお子さま自身に選択させる。


その3 最終的に選択した習い事は続けることを約束する

沢山の習い事をさせているご家庭の傾向として多いのが、お子さまが「行きたくなくなったので辞めます」という、取っ替え引っ替えというケースです。 これでは「継続は力なり」というメリットも放棄することになります。 自分で「やりたい」と言って始めたことは、続けさせることも大切です。

皆さまも是非、「子どもの集中度」という面から、習い事を見直してみてはいかがでしょうか?

しかし、「子どもが選択できない場合」はどうすればよいのでしょうか? 次回は、親の判断基準をお伝えして参ります。

m3コンシェルジュ 伊賀 佐和

いかがでしたでしょうか?

普段、医師の先生や奥様から教育費の貯蓄の仕方についてご相談を受ける中で、学校の授業料以外の塾代、習い事にかける教育費が予想外にかかり、家計が赤字になってしまっているというお話もよく耳にします。 早い時期から中長期的な貯蓄の計画をしていく必要がありますよね。

 

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