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m3コンシェルジュ 原 勝志

リスクマネジメント・ラボラトリー

原 勝志

皆さま、こんにちは。 m3コンシェルジュ、株式会社リスクマネジメント・ラボラトリー金沢支店の原です。

2017年5月23日、金沢で開催した『「わが子・孫を医師にするために」すべきことは』セミナーでは、参加者の先生方から、「医学部の受験事情が大きく変わっていることが理解できた。」、「子育ての方針が明確になった。」、「幼児教育の重要性が理解できた。」などご評価いただき、無事終了となりました。

今回は、セミナーで取り上げました、

 ・ 「空前の医学部ブームの背景」
 ・ 「医学部受験 三本の矢」
 ・ 「早期英語学習の重要性」

の一部をご紹介させていただきます。

講師はm3メールマガジンにて、「わが子を医師にするために」の連載を執筆していた、藤崎達宏 氏です。

優秀な医師が世に輩出されることを日本国民の将来の利益になるという信念のもと、幼児から高校生まで幅広く育児・教育をサポート、研究をされています。

それではどうぞ。

わが子、孫を医師にするために
親が予習すること!
「医学部受験 最前線」
 

わが子、孫を医師にするために親が予習すること!

「医学部受験 最前線」


■ 空前の医学部ブームの背景

昨今、全国的に地方の家庭や進学校が医学部受験に対しヒートアップしている傾向ではございますが、良い点として、超少子化により親や祖父母から一人のお子さまに対するお金の支援が集中し、世間一般的なサラリーマン家庭のお子さまにおかれましても、医学部受験に参入しやすくなっています。

そのほかに、女性医師が台頭されていることから、女の子の受験が増えていること、高校ならびに予備校などの教育産業が生き残りをかけて医学部合格の実績を作り出そうとしている背景があります。

これに伴い30年前と比べますと、特に私立の医学部の偏差値が大幅に上がっています。

そこで具体的な戦略としまして、藤崎 氏より「三本の矢」が提唱されました。

 

■ 医学部受験 三本の矢

1. 親が資産を蓄え、わが子を医師になる確率を上げる

具体的にはマネープランの見直しをご提案。


2. 医師になるためのマインドセットが起きる適切な「環境」を選択する


ゴルフに例え、「プレイヤーは子供であって、親はキャディに徹すること」という説明。


3. 学力


高校3年生の夏休み前までにセンター試験で9割がとれる実力を目指す。

ただし2019年度にセンター試験は廃止され、現在の中学3年生が大学受験をする2020年度からは試験制度が大幅に改正されます。

よって、現在の高校1~2年生が浪人する可能性がある場合、対策を講じておく必要があります。

 

■ 早期英語学習の重要性

藤崎氏より、受験5科目の中、英語の早期習得の重要性を説かれました。 東大理IIIの合格者の内訳を例に、100人の合格者のうち、早期の英語教育に力を入れている高校の生徒が20人、英検1級レベルの帰国子女が15人いるという事実から、早い段階で英語が習得できている重要性を強調されました。

また大学によっては英検準1級やTOEICで785点以上を満たすものはセンター試験の外国語を満点とみなすという制度があることが紹介されました。


セミナー当日の様子

セミナー当日の様子
m3コンシェルジュ 原 勝志

いかがでしたでしょうか?

当日のセミナーでは、今回お伝えした内容の詳細説明により、医学部ブームの背景に少子化などの社会的事情があるという話をお伝えしました。

また、お子さまが医師を目指すためには、親が戦略的にお子さまをサポートし、小学生の早期から、積み上げ型の英語と数学に注力することが重要であることがよく理解できました。

参加者は17名、ご夫婦での参加は4組。 セミナー終了後、数組のご夫婦が講師と個別相談をされていました。

うち一組は引き続きお子さまの教育相談をメールでフォローしてもらうお約束をされていました。

今後も、先生方へ有益なセミナーを予定しております。 また、藤崎氏へのご質問・ご相談は、引き続け承っております。 お気軽にお問い合わせください。

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過去の藤崎氏執筆のメールマガジン (シリーズ)
  ⇒ 『わが子を医師にするために』