いかがでしたでしょうか?
承継開業は現在の医療事情の中での開業の際に不安を小さくし、順調にスタートする一つの方法です。
ただ、昨今増えている第三者承継では
- 土地や使うことのない自宅部分も含めた譲渡となり過大な金額で購入したため、スタートから大変苦労した
- 譲渡時の契約内容に不確定要素が多く、譲渡後に意見の相違でトラブルになっている
- 前院長との引き継ぎが甘く、継続患者の人数が思った人数より少ない
など、新たに引き継いだ院長からの声を聞くことがあります。
一方、譲渡した理事長からは
- いったん確定した譲渡金額を契約の段階で値切られた
- 譲渡金額とは別の退職金について双方で認識が違った
- しばらくは職員として働けるとの約束が守られない(前院長の家族)
などの声を聞きます。
どちらも仲介に関与した方々の適切なアドバイスや精度の高い事業計画が策定されていれば、問題は起きなかった、もしくは大きな問題にならなかったはずです。
承継開業も新規開業と同様、この開業が軌道に乗るのか、という問題を判断する「モノサシ」を持つことが必要なことはお分かりいただけると思います。
その「モノサシ」を持っていただくためにも、ぜひ6月の開業セミナーにご参加ください。
当社では今年6月26日に、セミナー「本当に開業して大丈夫? ~開業判断のモノサシを知る~」を開催します。
こちらはコロナ禍で変わった開業の環境などについて、実際にコロナ禍で開業された先生の体験談や、実際に開業をサポートしている税理士・コンサルタントの現実(リアル)のお話をお伝えします。
ご開業が視野にある、という先生方や将来実家を承継するかもしれない、などの先生方にはぜひお聞きいただきたい内容です。
セミナーにご参加いただき、開業前準備を充実していただければと思います。 |