高橋 資産運用アドバイザー。 3歳になった娘の体力がありすぎて疲れ気味。 塩田 昨年度、証券の部署に入ってきた。 何事も疑ってかかる性格。 中華が好き。
■ 企業の活動と株価
前回・前々回のお話では、株式市場に流れるお金の総和はプラスで、資産運用には株式が適していること、値下がりが起きにくく値上がりが見込める企業の株を見極めるのは困難なことを学びました。 はい。 ですが様々な業種や企業の銘柄をまんべんなく持っておいたとしても、コロナショックの時のように全業種の株価が大きく下がることもありますし、値下がりは避けられないですよね。 確かに値下がりを避けて通ることはできないので、今後3年~5年後に使用する予定のある資金は投資に回すべきではないですが、株式投資はギャンブルや運といった博打ではありません。 強いて言えば投資先の企業のビジネスモデル全体に賭けるという考え方ができます。 例えばどんなことですか? 企業の活動を考えた時に、今回のような経済危機や不景気で業績や株価が落ち込んで何もしないわけではありません。 上手くいく、いかないは別として、企業は何とかして売り上げや利益を回復させようと努力していきますよね? 確かにそうです。 株式投資というのは、自分が寝ている間に優秀な人が優秀な製品を作って販売している結果が自分に跳ね返ってくるということです。 なるほど。 人材の採用・製品の開発・世界中での販売、その他にもアメリカの大手企業などは会社の中に税金対策チームがあって、利益を最大限確保しています。 それらの全ての取り組みが株価に反映されるわけです。 そうなんですね。 確かに業績が悪くなっても立て直そうと努力しますし、業績が良い状態でも、もっと良くしていこうと企業は全力で取り組んでいくわけですね。 例えば企業が1社だとどうなるか分かりませんが、そういった企業を100社・1000社集めて投資をすれば、仮にどこかがだめになってしまったとしても残りの分でカバーできると考えることができます。
■ 投資信託とは?
いかがでしたでしょうか? 投資信託は購入が100株単位からといった制約がないため、少額から投資することができます。 また、投資対象も株や債券といった商品や地域をミックスして購入することができますので、どこか1つに絞って投資をするよりもリスクを抑えることができます。 その分リターンも分散されますが、リスクを抑えてできるだけ安全に運用していきたいと言った方には適しているのではないでしょうか。 株式会社リスクマネジメント・ラボラトリーでは資産形成におけるコンサルティングを数多く取り扱っております。 資産運用をこれから始めていきたいと考えていらっしゃる先生や、現在の運用を見直したいと感じておられる先生は、ぜひ当社コンシェルジュ高橋もしくは塩田をご活用いただければと思います。 お気軽にご相談ください。 ⇒ ご質問・ご相談はこちら