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m3コンシェルジュ 高橋 和宏

リスクマネジメント・ラボラトリー

高橋 和宏

これまでは「お金の働かせ方」や「どのくらいのお金を働かせるか」といった内容をお伝えしてきました。

今回は「お金の働く期間と運用成果」について取り上げていきたいと思います。

安心老後のためにお金にも働いてもらう 8
早い時期からの運用開始の効果

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■ 運用年数と投資金額

ケース1: 毎月5万円を積み立てて20年間運用する
ケース2: 毎月10万円を積み立てて10年間運用する
ケース3: 毎月20万円を積み立てて5年間運用する
 ※ 全てトータルの投資額が1,200万円となります

今回はこの3つのケースを前提として比較をしていきたいと思います。

少額を長い期間積み立てて運用する場合、大きい金額を短期間積み立てて運用する、という仮定だとご理解ください。

 

■ 同じ利回り(年4%)で運用をした場合

ケース1: 1,825万円 (+625万円)
ケース2: 1,471万円 (+271万円)
ケース3: 1,327万円 (+127万円)

投資金額が同じであっても、長い期間運用をしていた方がかなり有利となるようです。

 

■ 利益の額が同じになるためには?

今度は ケース2 を 4% で運用していた場合、他のケースで利益の額が同じになるための利回りを計算してみました。


 
20年間1.99%の運用 ≒ 10年間4%の運用 ≒ 5年間8.1%の運用

同額の利益を期待するには、運用期間と利回りが反比例するようです。

素晴らしい運用を短期間やるよりも、多少利回りが落ちた運用でも期間を長く取ることが出来れば同程度以上、資産をふやせるということです。

 

■ 同じ利回りで運用目標額を達成するための資金

10万円を10年間積み立てて4%の利回りで運用した場合、1,200万円が1,471万円となってくれる計算でした。

仮に1,471万円を運用目標額とした場合、同じ4%の利回りであれば各期間で毎月いくらずつ積み立てをする必要があるかを計算してみました。

4%で運用をする場合
20年間 毎月4.03万円積み立て ≒ 10年間 毎月10万円積み立て ≒ 5年間 毎月22.2万円積み立て



同じ運用目標額を達成するためには、運用に長い期間かけると投資元本が少なくて済むようです。

 

■ 上手な運用でなくても、少額であっても、早めに始めるのが良い

運用期間を長く取れるのであれば、

  • 利回りが低くても
  • 投資資金が少なくても

大きな資金を短期間運用するよりも、場合によっては大きな運用成果を得られることが出来る可能性が大きくなります。

もし運用を始めようか検討されている方がいらっしゃれば早めに行動に移されることをお勧めしております。

ただ実際に運用を始めようとすると、証券口座(NISA口座)や確定拠出年金の口座を開設するために、様々な書類を記入しなければならず、多くの書類を用意する必要があります。

 記入が必要な書類(代表例)

  • 証券総合口座申込書
  • NISA口座申込書
  • 確定拠出年金口座申込書
 用意が必要な書類(代表例)
  • 本人確認書類 免許証等
  • 住民票の写し
  • マイナンバー通知カードのコピー

「時間があるときに資産運用についてはゆっくり考えよう!」と思われる方もいらっしゃれば、実際に始めようとしてみたものの書類の記入や用意がなかなか進まず、結局何もしないまま何年も経過してしまったというケースも多々あるように思います。

私たちがお客様と共有し実践している運用方法は、一度運用を始めてしまえばほとんど手間がかからないようなやり方です。

運用をスタートさせるためのプランニングのご相談や、必要書類の手配・ご案内まで全てサポートさせていただいておりますので、もし「いつかは始めてみよう」と思って迷われている方はぜひお気軽にお問い合わせください。

※ 今回の試算に関しては運用益に対する税金等は考慮しておりません。

※ あくまでシミュレーションであるため、将来の運用成果等を保証するものではないことをご了承ください。

m3コンシェルジュ 高橋 和宏

いかがでしたでしょうか?

「もっと早くやっておけば良かった!」と思うことは世の中たくさんあるものですね。

私にとっては携帯電話のキャリアを大手3社から格安携帯に変えたことがまさにそれでした。

電話番号も変わらず、通話品質等も問題なし、その上で毎月の料金が半額近くになってくれました。

未知の世界に進むのは大変勇気がいるものですが、変えてしまった後はもう元には戻れないくらいの感覚です。

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