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コンシェルジュ 花田 浩一

リスクマネジメント・ラボラトリー

花田 浩一

皆さま、こんにちは。 m3.com上において、株式会社リスクマネジメント・ラボラトリーのコンシェルジュを務めている花田 浩一です。

必見!Dr専門 IFAと考える「ドクターズ ライフプラン」シリーズ2022」も19回目の配信を迎えます。 日頃はご購読及びセミナーご視聴誠に有り難うございます。 今回からは4回に亘って「子育て・教育」をテーマにお伝えします。

さて近年、わが国の学力レベルの成長速度は他の先進国と比較して伸び悩んでいますが、一方スポーツや芸術の分野においては、世界レベルで活躍する若者が年々増えてきています。

もちろん環境や情報が以前と異なることも要因かもしれませんが、果たしてそれだけでこのような成果に繋がるのでしょうか?

そこで今回は、11月13日(日)9時、教育・子育てシリーズ「今話題のモンテッソーリ教育と世界の教育の新潮流」のセミナー講師、藤崎達宏氏(一般社団法人教育プラン診断士協会理事長)に、その要因について聞きました。

それでは、どうぞ。
【11/13子育て・教育セミナー】
※教育プランバイブル特典付
「活躍するトップアスリートの幼少期、
何が違うのか?」

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「活躍するトップアスリートの幼少期、
何が違うのか?」

■ 結果が出る現代のトップアスリートは、昔と何が違うのか?
はじめまして、一般社団法人教育プラン診断士協会理事長の藤崎達宏と申します。 私は「子育てコンシェルジュ」として3,000組を超える個別相談を経験し、その多くが医師家庭からの「わが子をぜひ、医師にしたい!」という、切なる相談でした。

ところで、最近の若い世代のトップアスリートたちの、世界レベルの活躍について、皆さまは何か感じるところがあるでしょうか? 昭和の時代とレベルが違う、世界レベルの活躍だと私は感じています。 では一体、何がそうさせているのでしょう?

彼らが華やかな結果を出しその勝利者インタビューで、共通の言語を発していることに気が付きますか?・・・それは「楽しめました!」という一言です。 彼らは自分で勝負の舞台に立つことを選択し、自分のためにそのゲームを楽しむことに徹しているのです。 だから世界レベルのパフォーマンスを発揮できているのです。

昭和の時代は、巨人の星やアタックNo.1などの「スポ根」時代でした。 「ゲームを楽しんできます!」などと口に出そうものなら、鬼コーチから厳しいお叱りをうけたことでしょう。

また日の丸を背負って国の威信をかけて戦いに向かう。 とても「自分のために戦う」という気持ちにはなれなかったものです。 したがって自ずとパフォーマンスは萎縮し、世界レベルには達しなかったのだと思います。

現在の彼らは「ゆとり世代」でもあります。 「ゆとり教育」の悪い面ばかりが取り立たされますが、それは彼らに「自由」と「自分の好きなことに心ゆくまで集中できる時間」を与えたと言えるのではないでしょうか?

「楽しむ」「ゆとり」この二つの要素が、彼らを不要なプレッシャーから解放し、最高のパフォーマンスを引き出しているのです。

そして何よりも大切なのは、「自分でやるということ決めた」という始まりがあることです。 自分で好きなことを選択したからこそ、集中し、何回も繰り返し、やり続けることが成功へと続いているのです。

 

■ 「モンテッソーリ教育」と「自己肯定感」
100年以上前に生まれたモンテッソーリ教育が、昨今、世界で注目を浴びているのは「自分で探し、自分で決め、自分で集中し、最後までやり切る」というプロセスが、幼少時代から活動の中に組み込まれていることが、大きな一つの理由なのです。

子どもは自由な環境に置かれると、自分が今、成長しなくていけない課題を自分で見つけ出します。 私はこれを「神様からの宿題」と呼びます。

誰からやらされるわけではなく、自分で課題を見つけ出します。 そして、集中して何回もその活動を繰り返します。 何回も行ううちにどんどんスキルが上がり、上手に、早く、正確にできるようになります。

そこで感じるのは「自分は、自分でやるべきことを見つけ出し、自分で集中して取り組み、繰り返し、上手にできるようになった」という達成感を感じるのです。

これが、私たち大人が必死になって探している「自己肯定感」の源なのです。

この自己肯定感のサイクルが自分の中に芽生え、回り始めることが、人生において最も必要なことなのです。 他人と比較することなく、自分の中でサイクルが回っている! この状態が最も大切なのです。

「我が子が自分の人生の主人公になって歩んでいってほしい」親であれば誰もが望むことですが、その始まりは、幼少時代の本当に小さな「一人でできた」という体験なのです。

コンシェルジュ 花田 浩一

いかがでしたでしょうか?

「アクティブ・ラーニング」という言葉もあるように、これからの子育ては、特に自ら考え行動を促すことがポイントです。 そこで、その実践方法について、11月13日のセミナー「今話題のモンテッソーリ教育と世界の教育の新潮流」で藤崎氏に詳しく話していただきます。

なお今回は、セミナーをお申込いただいた方先着30名様(※)に「子どもの教育プランマスターバイブル」をプレゼントいたしますので、ふるってご参加ください。
※視聴・アンケート入力が要件となります。

また、過去のセミナー動画もご覧いただくことが可能ですので、ご要望ございましたら当社までご連絡ください。

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