■ 「店舗型証券会社」「ネット型証券会社」の違いと選び方
店舗型証券会社では営業担当者がついて電話や対面でお客様と対応します。 店舗の多くは駅に近い場所にあり便利ですが、その反面、不動産賃貸料や人件費等のコストが高く、売買手数料はネット型証券会社と比べて相対的に高いという特徴があります。
一方、ネット型証券会社では口座開設から取引まで、基本的に全て自分で行います。 取引は基本的にスマートフォンやパソコンで行うので、営業店舗は必要ありません。 そのため不動産賃貸料や人件費等のコストが低く、売買手数料は店舗型証券会社と比べて相対的に低いという特徴があります。
店舗型証券会社での取引に向いている方
- 自分で情報収集して分析して投資するための時間やノウハウを得るの難しい方
- 大きな資産を担当者に相談しながら取引したい方
- 相談やアドバイスの付加価値として、高い手数料がかかる点を理解している方
ネット型証券会社での取引に向いている方
- 自分で情報収集して分析して投資する時間やノウハウがある方
- 担当者に相談せず自分で取引したい方
- できる限り手数料を安く抑えたい方
投資に対する考え方や経験・投資スタイルに応じて、ご自身に合った証券会社を選ぶことが重要で、「店舗型証券会社とネット型証券会社の併用」も選択肢の1つです。
■ ご多忙のドクターに、「ネット型証券会社×IFA(独立系資産運用アドバイザー)」という選択肢
ネット型証券会社の証券口座で取引する場合、一般的に自分で情報収集して売買取引をしますが、それとは別に一部のネット型証券会社等ではIFAがアドバイザーとしてサポートをする仕組みがあります。 下図でIFAの基本的な仕組みを説明いたします。
一般社団法人ファイナンシャル・アドバイザー協会のホームページから引用
(https://www.faa.or.jp/customer/)
IFAは所属する金融商品仲介業者が証券会社と業務委託契約を結び、証券口座を利用してお客様に証券仲介業務や資産運用アドバイスを行います。
金融機関の社員では無いのでお客様に最善と思われるアドバイスを、金融機関から独立した立場から行うことが可能です。 また一般的には転勤が無いため、中長期的にサポートできるというメリットもあります。 |