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m3コンシェルジュ 高橋 和宏

リスクマネジメント・ラボラトリー

高橋 和宏

皆さま、こんにちは。 m3コンシェルジュ、株式会社リスクマネジメント・ラボラトリーの高橋 和宏です。

お金に働いてもらう最も有効な方法の1つに「株式投資」があります。

株式の取引というとギャンブルのようなイメージがあり、大切な資金を株式に投資するのは抵抗がある方もいらっしゃるかも知れません。

今回からは老後のための資産形成に上手に株式投資を組入れる方法をお伝えしたいと思います。

安心老後のためにお金にも働いてもらう 2
株式への投資 世界中の企業の
所有者になるために 前編
 

安心老後のためにお金にも働いてもらう 2

株式への投資 世界中の
企業の所有者になるために 前編

■ 株式投資の意義と魅力

株式へ投資をした場合、その投資先企業の、所有者のひとりになります。

一般的には企業の業績が良くなる(あるいは良くなりそうである)と株価が上がり、逆に業績が悪くなる(あるいは悪くなりそうである)と株価が下がります。

投資する企業や、買付のタイミングは人によってまちまちですが、売却する際に購入時よりも高ければ投資は成功したといえると思います。

ではどのような企業の株を、どのようなタイミングで買うべきなのでしょうか?

 

■ 良い企業の株を安く買いたいが・・・

理想の答えをいうのであれば

  1. 今後大きく成長する企業の株を
  2. 安い時に購入する

が正解です。 両方揃うのが最も理想ですが、1あるいは2のみでも上手くいくと思います。 上手に株式取引を積極的に行っている方は、良い企業の情報を集めて投資タイミングを計っているようです。

ですが、普段仕事にお忙しい方は、情報収集に時間を割くことは非常に厳しく、また株式の投資タイミングの判断も難しいものです。 「株は売買を繰り返して利益を取らなければならない。」という認識をお持ちの方もいらっしゃいます。

上手な売買を繰り返して利益を上げようとする場合には、常に情報網を張り巡らせていなければなりません。 ましてや、老後資産を株式投資で形成しようとする場合には、長い期間それらを継続しなければならず、とても大変な作業となってしまいます。

 

■ 老後に向けた株式投資は国際分散投資、長期保有が基本

老後に向けた株式投資をする場合、どのようにしたら良いでしょうか?
この場合は「バイ&ホールド戦略」を取ってみるのがおすすめです。

バイ&ホールド戦略とは、

 ・ バイ = 購入
 ・ ホールド = 保有し続ける

つまり株式を購入して、ずっと保有し続けるという戦略です。

株式の「売買の繰り返し」による投資方法に比べて、「保有しているだけ」であれば手間が掛からず長期に亘って継続できるのではないでしょうか。

ただこの際、購入する株式も日本のみではなく、アメリカ、ヨーロッパ、その他の新興国も含めた出来る限り幅広い国の企業の株式を購入すると良いでしょう。

ちなみにアメリカの代表的な企業の株価の平均値であるNYダウ平均株価に投資をしていた場合、現在の価値は
 10年前の約2倍
 30年前の約10倍
 50年前の約20倍

となっています。

ところが、残念ながら日本の株式指数である日経平均株価のみに投資をしていた場合は、上手くいかなかったケースが多いです。

過去、「株式を保有しているだけ」で本当に利益が出ていたのか? 今後も保有しているだけで大丈夫なのでしょうか?

次回はそこのところを詳しく解説していきたいと思います。

m3コンシェルジュ 高橋 和宏

いかがでしたでしょうか?

最近はインターネット証券とスマートフォンの普及で、いつでもどこでも株式取引ができる便利な時代となりました。

そこでふと書店に入り「投資」のコーナーに寄ってみると、株式投資で大成功をした人達の著書がずらりとならんでいます。

日本の中でも何百万人、何千万人の投資家の中から抜群の成績を出した方々が書籍を出版していますが、その影には多数の失敗してしまった人達がいることを忘れてはいけませんね。


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