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m3コンシェルジュ 佐久間 洋

リスクマネジメント・ラボラトリー

佐久間 洋

皆さま、こんにちは。 m3.com上において、株式会社リスクマネジメント・ラボラトリーのコンシェルジュを務めている佐久間 洋です。

当社では6月から幸せな老後を迎えるためのクリニックの作り方というセミナーを3回にわたって開催します。 日々お忙しい先生方に少しだけ立ち止まって将来のことを考えていただく一助になればと思っております。

前回から、4回シリーズでこのセミナーの講師陣より「先生方の幸せな老後についてどのように考えていけば良いのか」をお伝えしています。 (前回の内容はこちら

第2回の今回は「事例から学ぶ親子承継・第三者承継の課題と対策」について、ドクター総合支援センターの近藤 隆二氏に聞きました。

それでは、どうぞ。

【幸せな老後を迎えるためのクリニックの作り方】
第2回 事例から学ぶ親子承継
・第三者承継の課題と対策

【幸せな老後を迎えるためのクリニックの作り方】

第2回 事例から学ぶ親子承継
・第三者承継の課題と対策

この度、セミナー『幸せな老後を迎えるためのクリニックの作り方』で、「事例から学ぶ親子承継・第三者承継の課題と対策」について、お話させていただくことになりました。

昨今、ご高齢になられた先生がリタイア後のクリニック経営をどうするか十分検討できないまま閉院されるケースが多く発生しており、世の中にとって大きな損失を生み出していると感じています。

まず、クリニックを閉院してしまうと、地域の患者さんが受診する場所を失ってしまいます。 また、新たにクリニックの開院を検討している先生の中には開院当初のリスク軽減のため承継開業を望んでいる方が多くいるにもかかわらず、そのチャンスを失ってしまいます。

そして、何よりも長年クリニックの経営に努力してこられた院長先生ご自身の経済的な損失や、ご自分の意志に反して医師として働き続ける環境を失うことにもなりかねません。 これは承継者が身内にいる場合も、そうでない場合にも頻繁に起こっていることです。

その原因は、承継者、被承継者ともクリニックの承継についての知識や情報が不足しているため、適切なタイミングで正しい行動をすることができていないことにあります。 両者ともクリニックの承継を経験したことがありませんので、それも無理のないことです。

もちろん、ご自分のライフプランを十分検討して「クリニックを閉院する」ことも選択肢の一つです。 しかし、承継について学び、理解をすることで患者さん、承継する先生、そして院長先生ご自身の三者がさらに幸せになることができる方法が見つかるかもしれません。

今回の『幸せな老後を迎えるためのクリニックの作り方』セミナーでは、クリニック承継とはどのようなものなのか、親子承継と第三者承継とはどう違うのか、承継の成功事例・失敗事例のご紹介と課題・解決策などについてわかりやすく解説し、人生100年時代と言われる時代に医師としてどのように生きていくのか、その選択肢についてもお伝えします。 また、このほかに

  • 今後のクリニック経営を取り囲む厳しい環境
  • 承継対策と相続対策の違い
  • 個人クリニック承継の方法(個人クリニックの仕組みを理解する)
  • 医療法人承継の方法(医療法人の仕組みを理解する)
  • クリニックの売買価格の決め方(決算書類から価格を導き出す)
  • クリニック承継の課題と対策(正しい情報と段取り、コミュニケーションが命)

などについても解説いたしますので、このセミナーをお聞きいただき、先生方の今後の人生設計を考えられるキッカケにしていただけますと幸いです。

みなさまのご参加をお待ちしております。

m3コンシェルジュ 佐久間 洋

いかがでしたでしょうか?

先生方に幸せな老後を迎えていただくためには将来を見据え、どのような選択肢があるのかを学んでいただく必要があることがわかります。

ここで取り上げている親子承継、第三者承継といった承継先の問題も重要なのですが、実は個人クリニックを承継する場合と医療法人のクリニックを承継する場合では、その手段や評価方法など大きく異なります。

次回は「個人クリニックの承継と医療法人の承継」について取り上げる予定です。

当社では、8月18日(日)に「クリニック経営セミナー東京 2019 幸せな老後を迎えるためのクリニックの作り方」を開催します。

本テーマでのメールマガジンは2回目ですが、「幸せな老後を迎えるためのクリニックの作り方」について、細かな部分を紙面でお伝えすることはとても難しいと感じております。

ぜひ、本セミナーにご参加いただき、「幸せな老後を迎えるためのクリニックの作り方」を一緒に考えさせていただく機会をいただければと思います。

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